Guess What It is
|
これは何でしょう
Uの文字にもなるし、Oの文字にもなる。かたつむりみたいな形にも変わるし、何とも説明できない形にもなる。これ、何だか分かりますか?
答えは、サックスのミュート(弱音器)です。音を柔らかくするため、これをサックスのベルの部分に入れるんです。夜練習するのにずっと作りたいと思っていました。ぬいぐるみを使ったりもしたのですが、今一つで。
ミュートを作るのに、長い間押入れに眠っていた子どものマフラーを使いました。お金も時間もしっかり節約!そのマフラーの中に綿を詰め、手芸の箱に入っていた曲がる針金を入れただけで出来上がり!お金をかけずに出来ちゃいました。
一つ作って、簡単に出来ると分かり、私のフランス語の先生にも一つ作ってあげることにしました。そうなんです。私がサックスを吹くのを知って、彼も私の先生からレッスンを受け始めたんです。
今回は何が使えるか?もうマフラーはないので、何か他のものを考えなければなりません。ミュートは曲がることが出来て、素材も柔らかくなければなりません。普通の布より伸縮性がある素材が好ましいのです。そこでソックスを使うことにしました!今回は人のために作ってあげるので、いくら洗ってキレイであっても、自分の古いソックスを使うわけにはいきません。新しいのを買わなければなりませんでしたが、百円ショップのお陰で、子ども用のソックスを安く手に入れました。
ピッタリのを見つけたんです!「フレンチ・ブルドッグ」と書いてあるのです!サックスは元々フランスで作られた楽器、そして、フランス人に作ってあげるので。
この写真を撮った後、サックスの先生の指導のもと二度手直しをしました。私のはテナーサックス用だったのですが、2回目はアルトサックス用。サイズはだいぶ修正しました。先週、やっと、彼にミュートをプレゼントすることが出来ました。これを使って練習を満喫してくれているといいですね~。
ミュートを使い始まってから、ご近所さんのことをそんなに気にせずに夜も練習できるようになりました。もちろん、それも良かったことの一つですが、もう一つミュートで柔らかくなった音も気に入っています。猫のターシャもそうみたい。練習をしていると部屋に入って来て、私の隣りで眠ります。それだけじゃなく、ターシャは新しいベッドもお気に入りのよう!私のサックスケースの中で眠るんですよ~!
|