Birds’ Life around Me
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私の周りの鳥たち
だんだん暖かくなってきましたが、また寒くて雨降りの日々が続いています。春としては好ましい陽気ではありませんが、私には嬉しい理由が2つ。1つめ!桜のシーズンが遅れるから。2つめ!広瀬川の白鳥が飛んで行かないから。
先週、暖かくなってきたときは、白鳥を見る度、これが見納めになるかも知れないと毎回思っていました。でも、またちょっと肌寒くなったのでまだ飛び立っていません。それに、雨が降っていれば、白鳥たちは長旅へと出発することはないはずです。なぜなら、雨の中を飛ぶというのは体力を消耗するからです。だから、こういう春にしては寒い天気、ちょっと歓迎しています。
そして、鳥の話がもう一つ。昨年の夏、ヒヨドリについて話したのを覚えていますか?(6/16, 30, 7/17にこちらのブログで話しています。)
ヒナがかえった後、私は彼らの巣が欲しかったんです。あまりに凝って作られていて、そのままダメになってしまうのは勿体ないと思ったんです。ヒヨドリの習性をよく知らないので、確実に戻って来ないと確信できるまで待つことにしました。冬まで待ったら十分かなぁぐらいに考えていました。
2月末頃、それを思い出して、ぼちぼち頂戴しようかと思い始めていました。ある日、ヒヨドリの夫婦が巣を作ったコニファーの枝の中で、比較的体の大きな鳥たちが、よくさえずって枝から枝へ飛び移り、もぞもぞしていたんです。
その2日後、窓を開けて、巣を採ろうかと思ったら、、、ない!巣がなくなっていたんです!見つけたのは、枝に巣を固定するのにヒヨドリが使っていた白いビニールの紐1本だけ。
その時私は思いました。2日前に聞いていたあのもぞもぞは、引越しするために巣を解体していた音だったのか、それともここを子育てに使った証拠隠滅のために巣を崩していたのかと。
その数日後、生徒の子にヒヨドリが嘴だけでどれだけ巧みにビニール紐を巻き付けたかを見せてあげようと見せてあげようとしたら、何と!今度はその紐さえもなくなっていました。風で取れるものではなかったので、きっとヒヨドリが取って行ったのでしょう。
巣をもらう夢は実現しませんでしたが、いつか叶えばいいなぁ。また我が家の庭で巣を作ってくれることを願いつつ…
写真の説明(1) 最終的に撮れた写真—枝だけ
写真の説明(2) でも巣と白いビニール紐があった証拠 |